アドオン
弊社では、WordPressサイトの可能性を最大限に引き出すアドオンを各種ご用意しています。MyKinstaにログイン後、「WordPressサイト」>(サイト名)>「アドオン」に移動すると、すべてのアドオンを表示、管理することができます。

ディスク容量アドオン
WordPressサイトの中には、必然的に重たい、つまり大きなファイルを多数持つサイトがあります。例えば、写真業界では通常、高解像度の写真をホストしなければなりません。Google CloudやAmazon S3のようなファイルストレージサービスに負荷を分散する方法もありますが、必ずしも万能の解決策とは言えません。
保守管理などを担う代行業で見られがちな問題として、特定のクライアントがプランのディスク容量を使い切ってしまうこともあります。
ご利用可能なSSDディスク容量は、プランに応じて異なります。MyKinstaの「ダッシュボード」画面にある「WordPressの分析」の「リソースの使用状況」チャートにて、ディスク容量の総使用量を確認することができます。プランに付帯するディスク容量の上限を超えた場合、超過料金が発生します。ディスク容量アドオンを使用すると、プランのアップグレードや、超過料金の支払いを行うことなく、サーバープランのストレージ容量を増やすことができます。
ディスク容量アドオンを追加するには、「アドオン」画面の「ディスク容量」セクションにある「プランに追加」をクリックします。ディスク容量アドオンは、プランごとに月額20ドルで20GB単位で購入いただけます。アドオンは必要な分だけ購入可能です。任意の数量を選択し、「続行」をクリックします。
また、ユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」>「ディスク容量」セクションからもディスク容量アドオンを追加可能です。

例えば、月額115ドルのWP 5プランをご利用の場合、ディスク容量のアドオンを1つ購入すると、お支払い額は月額135ドルとなります。WP 5プランには、デフォルトで30GBのディスク容量が付帯しているため、合計50GBのディスク容量を利用できることになります。アドオンを2つ購入した場合のお支払い額は月額155ドルとなり、ご利用可能なディスク容量は合計70GBとなります。
ディスク容量アドオンは自動的に日割り計算され、次のお支払い分に反映されます。
ディスク容量アドオンの変更
ディスク容量アドオンの数量を変更するには、「WordPressサイト」>(サイト名)>「アドオン」に移動し、「ディスク容量の拡張」セクションで「変更する」をクリックします。ウィンドウでアドオンの数量を変更し、「続行」をクリックしてください。変更を内容を確認した上で、「追加のディスク容量の変更」をクリックして確定します。

ディスク容量アドオンの削除
ディスク容量アドオンを変更するには、「WordPressサイト」>(サイト名)>「アドオン」に移動し、「ディスク容量の拡張」セクションで「削除」を選択し、ウィンドウで「追加のディスク容量の削除」をクリックして確定します。

ディスク容量アドオンの追加、削除、または変更に関するすべての操作は、MyKinstaの「ユーザーの活動」画面に記録されます。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にディスク容量アドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
プレミアムステージング環境アドオン
複数のステージング環境が必要になる場合、本番環境に限りなく近いステージング環境が必要な場合、あるいはリソース集約型のサイトのテストや開発を行う場合には、プレミアムステージング環境アドオンをご利用いただけます。
各WordPressサイトに最大5つのプレミアムステージング環境を追加することができます。標準ステージング環境でもあらゆるテストを実行することができますが、リソースを大量に必要とするサイトのテストや開発には、プレミアムステージング環境が適しています。
各プレミアムステージング環境には、12CPU、8GBのメモリ、および本番サイトと同じ数のPHPスレッドが付属します(ご利用のプランに基づく)。また、弊社CDNを利用することも可能です。本番サイトに近いテスト環境を確保することで、より正確なサイトの速度テストも実行することができます。
プレミアムステージング環境アドオンは、1サイトあたり月額20ドル(日割り計算)で、1サイトにつき5つまで購入可能です。ご利用料金は自動的に日割り計算され、次のお支払い分に反映されます。無料の標準ステージング環境を含めると、本番サイトと完全に切り離されたテストおよび開発用の環境を合計6つ確保することができます。
プレミアムステージング環境を追加するには、「アドオン」画面の「プレミアムステージング環境」セクションにある「新規環境を作成」をクリックします。標準またはプレミアムステージング環境の作成手順はこちらをご覧ください。
プレミアムステージング環境アドオンの削除
プレミアムステージング環境アドオンを削除(停止)するには、ステージング環境自体を削除する必要があります。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にプレミアムステージング環境アドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
PHPパフォーマンスアドオン
PHPパフォーマンスアドオンでは、PHPのメモリプール送料、PHPスレッド数、PHPメモリ上限を増やすことができます。「WordPressサイト」>(サイト名)>「情報」>「PHPパフォーマンス」セクションで、PHPパフォーマンスを表示、変更可能です。
PHPパフォーマンスアドオンは、500GBごとに月額10ドルでご利用いただけます。例えば、ご利用のプランのPHPメモリプール総量が1.5GBで、特定のサイトのメモリプールを3GBに増やしたい場合は、1.5GBの増加となり、アドオンのご利用料金は月額30ドルとなります。
このアドオンを購入するには、「アドオン」画面にある「PHPパフォーマンス」セクションの「変更する」をクリックしてください。

このウィンドウでは、現在ご利用のプランの「メモリプール総量」が表示されます。メモリプールは、PHPスレッドに割り当てられたPHPメモリの合計で、例えば4つのPHPスレッドがあり、メモリプール総量が2GBの場合、各PHPスレッドのPHPメモリの上限は512MBとなります。
「メモリプール総量」を変更すると、PHPスレッドに分散されるメモリの総量を増やすことができます。スライダーを使って調整することも可能です。
- スレッド数増加:スライダーをこの方向に動かすと、サイトのPHPスレッド数を増やすことができます。スレッド数を増やすと、その数に応じてPHPメモリが自動的に分散されます。例えば、16のスレッドで合計2GBのメモリプールを使用している場合、各スレッドのPHPメモリ上限は128MBになります。スレッドを32に増やしてメモリプールを同じにした場合、各スレッドのPHPメモリの上限は64MBになります。
注)WooCommerceを使用する場合は、スレッドあたりのメモリは少なくとも128MBに設定してください。128MB以下の場合、サイトがダウンしたりエラーが発生したりする可能性があります。
スレッドを増やせば、より多くのリクエストを同時に処理できるようになりますが、スレッドあたりのメモリが少ないと、大きなデータベースクエリやメディアアップロードのようなメモリ集約型のタスクでは、使用可能なメモリをオーバーしてエラーを引き起こす可能性があります。これは、サイトを構成する際に考慮すべき重要な点になります。
ECサイトやCMSを利用したウェブサイト、フォーラムなど、リアルタイムでコンテンツを生成する動的なサイトでは、スレッド数を増やすことが推奨されます。固定コンテンツを提供する静的なサイト、ブログ、ドキュメント、 パンフレット形式のサイトなどでは、一般にPHPのスレッド数を増やす必要はありません。
キャッシュを使用してコードを最適化することで、スレッドの使用数を減らすことができます。スレッド使用数削減の詳細についてはこちらをご覧ください。 - メモリ増加:スライダーをこの方向に動かすと、スレッドあたりのPHPメモリ上限を増やすことができます。ただし、メモリプールを増やさない場合は、使用可能なPHPスレッド数が減少します。スレッドあたりのメモリ上限は1024MBです。例えば、16のスレッドで合計2GBのメモリプールを使用する場合、各スレッドのPHPメモリ上限は128MBとなります。メモリプールを増やさずにメモリ上限を引き上げると、PHPスレッドは2になり、スレッドあたりのPHPメモリ上限は1024MBとなります。
メモリが多ければ多いほど、メモリ負荷の高いタスクを処理できるようになりますが、スレッド数が少ないと、サイトが同時に処理できるリクエスト数が少なくなります。
値を変更すると、スライダーの下の画像に、更新された値とスレッドとメモリ間での分配が表示されます。
スレッドとメモリの割り当てを調整したら、「続行」をクリックします。メモリプールを増やした場合は、PHPパフォーマンスアドオンが追加されます。アドオン料金の詳細は次の画面に表示されます。月額料金は次のお支払いに適用され、自動的に日割り計算で料金が加算されます。
注)このアドオンは日割り計算で料金が算出されるため、ブラックフライデーなどの大きなイベントで高トラフィックが予想される場合に、一時的にメモリプール、スレッド、またはメモリ総量を増やすことができます。イベント終了後に設定を元に戻すことで、アドオンを利用した日数分のみ料金を支払うことができます。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にメモリプール総量を減らしてアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
メモリプール総量、スレッド数、メモリ上限の分配値
以下は、メモリプール総量ごとのメモリとスレッド数の分配パターンです。
メモリプール総量─512MB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
2 | 256MB |
4 | 128MB |
8 | 64MB |
メモリプール総量─1GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
2 | 512MB |
4 | 256MB |
8 | 128MB |
16 | 64MB |
メモリプール総量─1.5GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
3 | 512MB |
6 | 256MB |
12 | 128MB |
24 | 64MB |
メモリプール総量─2GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
2 | 1024MB |
4 | 512MB |
8 | 256MB |
16 | 128MB |
32 | 64MB |
メモリプール総量─2.5GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
2 | 1024MB |
5 | 512MB |
10 | 256MB |
20 | 128MB |
メモリプール総量─3GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
3 | 1024MB |
6 | 512MB |
12 | 256MB |
24 | 128MB |
メモリプール総量─3.5GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
7 | 512MB |
14 | 256MB |
28 | 128MB |
メモリプール総量─4GB
PHPスレッド数 | スレッドあたりのメモリ |
---|---|
2 | 2048MB |
4 | 1024MB |
8 | 512MB |
16 | 256MB |
32 | 128MB |
より多くのPHPスレッドが必要な場合、またはスレッドあたりのメモリ上限をさらに引き上げたい場合は、専用サーバーのご利用をお勧めします。
PHPパフォーマンスアドオンの削除
すべてのサイトからPHPパフォーマンスアドオンを削除するには、画面右上のユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」に移動して、「PHPパフォーマンス」セクションの「削除」をクリックします。

この操作により、プランに含まれる元のPHPメモリとスレッドにリセットされます。確認ウィンドウには、どのサイトからアドオンが削除されるか、リセット後のメモリプール総量が表示されます。確認の上、「PHPパフォーマンスアドオンの削除」をクリックすれば完了です。

個々のサイトのPHPパフォーマンスアドオンを削除するには、PHPパフォーマンスを変更し、「メモリプール総量」をプランに含まれるデフォルト値に減らすことができます。また、ユーザー名>「企業の設定」>「PHPパフォーマンス」セクションの「削除」をクリックして、すべてのサイトからアドオンを削除することも可能です。

確認ウィンドウには、アドオンが削除されるサイトと、リセット後のPHPメモリプール総量、スレッド数、スレッドあたりのメモリが表示されます。確認の上、「PHPパフォーマンスアドオンの削除」をクリックして完了です。

WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
PHPメモリアドオン
PHPメモリアドオンは、サイトごとに月額50ドルでメモリ上限を256MBから512MBに増やすことができます。利用するにはMyKinstaにログイン後、「WordPressサイト」>(サイト名)>「アドオン」>「PHPメモリ」セクションに移動してください。

PHPメモリアドオンの削除
PHPアドオンを削除するには、「アドオン」画面の「PHPメモリ」セクションにある「変更する」を選択し、「チャットを開く」をクリックしてアカウント管理部門とのチャットを開始します。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にPHPメモリアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
Kinsta自動アップデート
個々のサイトごとにプラグインとテーマの自動更新を設定することができます。自動更新は、以下のいずれかをお選びいただけます。
- WordPressの自動更新:WordPressがプラグインとテーマの更新を毎日2回インストールします。リグレッションテストは実行されないため、更新後のプラグインやテーマが問題を引き起こすかどうかを確認することはできません。
- Kinsta自動アップデート:弊社システムがプラグインとテーマを毎日自動更新します。初月は無料で、翌月以降は1環境あたり月額3ドルでご利用いただけます。注)Kinsta自動アップデートアドオンは、すべてのプランで初月無料になります。例えば、初月無料のSingle 35kまたはWP2プランを選択し、ご利用開始から15日目にこのアドオンを有効にしても、有効日から1ヶ月間無料でご利用いただけます。
使用していないプラグインとテーマも更新が行われ、新たに追加したものも自動更新の対象になります。これにより、手間をかけることなくサイトを脆弱性から保護することができます。
また、更新前後に生じる重要な変更を検出するため、ビジュアルリグレッションテストも実行されます。デフォルトでは、サイトのトップページとサイトマップから無作為に選ばれた4つのページが比較対象になります(テストするページを指定することも可能です)。なお、特定のURLを選択する場合は、ページ数が5件に満たなくても選択したページのみがテストされます。このテストにより、更新により変更が生じることが検出されると、更新前に取得したバックアップが自動的に復元されるため、サイトの安定性と安全性を確保することができます。これらのバックアップは(変更が生じる原因となったプラグインに関する情報が記載されたメモとともに)、「バックアップ」>「システム生成」タブから3日間アクセス可能です。
ScreenshotOneを使用し、更新前後のスクリーンショットをキャプチャして比較します。各スクリーンショットは違いを示す画像とともに60日間安全に保存されます。ドメインに不明な送信元からのリクエストをブロックする厳しいセキュリティルールが設定されている場合は、スクリーンショットの取得に許可リストを設定する必要があるかもしれません。これには、以下2つの方法があります。User-Agent:kinsta-bot
ヘッダーを含むリクエストを許可するルールを設定- ScreenshotOneのIPアドレス範囲からのトラフィックを許可
Kinsta自動アップデートを利用するには、「Kinsta自動アップデート」セクションの「変更する」をクリックしてください。「WordPressサイト」>(サイト名)>「プラグインとテーマ」画面に移動して、「自動更新」セクションの「変更」をクリックしても同じ操作を行うことができます。

また、「WordPressサイト」画面からステージング環境を含む複数のサイトのプラグインとテーマの自動更新を一括で有効化することも可能です。自動更新を設定したい環境の横にあるチェックボックスを選択し、右上の「操作」ドロップダウンを選択して、「自動更新の変更」をクリックします。

「WordPressの自動更新」または「Kinsta自動アップデート」を選択して、「自動更新の変更」をクリックします。

「Kinsta自動アップデート」を選択する場合は、以下の設定を行うことができます。
- テストの頻度: サイトの更新を行う日を選択します。
- テストの時間枠:更新を実行する時間帯を指定します。
- 検出基準:ビジュアルリグレッションテストの厳しさを決定します。このテストでは、2つの画像の各ピクセルを色および明るさに基づいて比較し、検出基準の設定により、許容される差異の範囲が決定されます。トップページの画像に加え、無作為に選ばれた4つのページまたは、指定したURLの画像を使用します。検出基準が低過ぎると小さな違いが検出されなくなりますが、高く設定し過ぎると、微細な変化も検出しやすくなる反面、誤検出の可能性も高まります。
- テストするURLの指定:各更新後にテストするサイトのURLを5つまで指定することができます。URLを指定する場合、5ページ以下であっても、選択したページのみがテストされます。
- セレクタの非表示:サイトに動的コンテンツがある場合、ビジュアルリグレッションテストはコンテンツ自体の変更を検出する可能性があり、プラグインやテーマの更新に失敗することがあります。これを防ぐため、テスト中に非表示にするCSSセレクタを指定することができます。CSSセレクタは、ブラウザの検証ツールで見つけることができます。非表示にしたいコンテンツを右クリックし、「検証」を選択して、「スタイル」パネルでセレクタを右クリックし、「セレクタをコピー」を選択してください。
- WordPressメンテナンスモードの有効化:更新の実行中にサイトにメンテナンスモードを表示したい場合は、チェックを入れてください。メンテナンスモードは時間枠全体ではなく、更新が実行されている間のみ有効になります。
設定を終えたら、「続行」をクリックします。上記の設定は、「プラグインとテーマ」画面の「自動更新」セクションの「設定」からいつでも変更可能です。

Kinsta自動アップデートを設定すると、Kinsta自動アップデートアドオンが有効になります。次の画面で料金の詳細を確認し、問題なければ「自動更新を変更」をクリックしてください。料金は日割り計算され、次回の請求サイクルに適用されます。

アドオンが有効化されると、「プラグインとテーマ」画面の下部にある「Kinsta自動アップデート」セクションに詳細が表示されます。

「詳細情報」をクリックすると、更新の完了と失敗、更新なし、あるいは更新の除外などの詳細を確認することができます。更新が完了または失敗した場合、プラグインまたはテーマ名をクリックすると、更新前後のスクリーンショットと違いを示す画像が表示されます。スクリーンショットは60日間保存されます。更新が失敗した場合は、誤検出または失敗したアップデートのトラブルシューティングをご覧ください。

誤検出または失敗した更新のトラブルシューティング
Kinsta自動アップデートでは、各プラグインまたはテーマの更新後にビジュアルリグレッションテストが実行されます。このテストでは、2つの画像の各ピクセルを色および明るさに基づいて比較し、感度設定により、許容される差異の範囲が決定されます。トップページと無作為に選ばれた4件のページ、またはURLを指定している場合は特定のページが分析されます。
- 検出基準を低く設定し過ぎると、小さな違いが検出されにくくなる
- 検出基準を高く設定し過ぎると、誤検出の可能性が高まる
サイトに動的コンテンツ、動画、カルーセルが含まれている場合、更新前と更新後のスクリーンショットが異なるため、テストに失敗する可能性があります。これを回避するには、以下の操作を行うことを検討してみてください。
動的なCSSセレクタを非表示にする
動的コンテンツを含むCSSセレクタを特定し、Kinsta自動アップデートの設定時に「セレクタの非表示」フィールドに貼り付けてください(Kinsta自動アップデートの有効化後は「WordPress自動更新」の「設定」で同様の操作を行うことが可能)。CSSセレクタを見つけるには、ブラウザの検証ツールを使用します。非表示にしたいコンテンツを右クリックして「検証」を選択し、「スタイル」パネルで右クリックして「セレクタをコピー」を選択します。

テストするURLを指定する
ビジュアルリグレッションテストは、デフォルトでサイトのトップページと無作為に選ばれた4件のページを分析します。これらのページに動的コンテンツが含まれている場合は、誤検出が生じる可能性があります。このリスクを削減するには、Kinsta自動アップデートの設定時(または「WordPress自動更新」の「設定」内)の「テストするURLの指定」フィールドで、動的コンテンツを含まないURLを指定してください。
検出基準を調整する
検出基準を高くすると、細かな変更も検出される可能性が高まるため、誤検出が発生することがあります。Kinsta自動アップデートの設定時(または「WordPress自動更新」の「設定」内)の「検出基準」を下げると、重要でないわずかな変更が無視されるようになります。
特定のプラグイン/テーマの自動更新を除外または変更
特定のプラグインまたはテーマの自動更新を無効にしたい、または変更したい場合には、「プラグインとテーマ」画面で該当するプラグイン/テーマの横にある3つの点をクリックし、「自動更新の変更」をクリックします。

任意の項目を選択して、「自動更新の変更」をクリックして変更を保存します。

自動更新の設定
Kinsta自動アップデートの設定を変更するには、「プラグインとテーマ」画面の「自動更新」セクションの「設定」をクリックしてください。

以下の設定を変更できます。
- テストの頻度: サイトの更新を行う日を選択します。
- テストの時間枠:更新を実行する時間帯を指定します。
- 検出基準:ビジュアルリグレッションテストの厳しさを決定します。このテストでは、2つの画像の各ピクセルを色および明るさに基づいて比較し、検出基準の設定により、許容される差異の範囲が決定されます。トップページの画像に加え、無作為に選ばれた4つのページまたは、指定したURLの画像を使用します。検出基準が低過ぎると小さな違いが検出されなくなりますが、高く設定し過ぎると、微細な変化も検出しやすくなる反面、誤検出の可能性も高まります。
- テストするURLの指定:各更新後にテストするサイトのURLを5つまで指定することができます。URLを指定する場合、5ページ以下であっても、選択したページのみがテストされます。
- セレクタの非表示:サイトに動的コンテンツがある場合、ビジュアルリグレッションテストはコンテンツ自体の変更を検出する可能性があり、プラグインやテーマの更新に失敗することがあります。これを防ぐため、テスト中に非表示にするCSSセレクタを指定することができます。CSSセレクタは、ブラウザの検証ツールで見つけることができます。非表示にしたいコンテンツを右クリックし、「検証」を選択して、「スタイル」パネルでセレクタを右クリックし、「セレクタをコピー」を選択してください。
- WordPressメンテナンスモードの有効化:更新の実行中にサイトにメンテナンスモードを表示したい場合は、チェックを入れてください。メンテナンスモードは時間枠全体ではなく、更新が実行されている間のみ有効になります。

変更を加えたら、「設定を保存」をクリックします。
自動更新の通知
MyKinsta右上のユーザー名から「ユーザー設定」>「通知」で自動更新の完了または失敗のメール通知の受け取り設定を行うことができます。

自動更新の無効化
「WordPressサイト」>(サイト名)>「プラグインとテーマ」画面で「自動更新」セクションの「変更」をクリックします。「手動更新」を選択して、「自動更新の変更」をクリックして保存します。

また、「WordPressサイト」画面からステージング環境を含む複数のサイトのプラグインとテーマの自動更新を一括で無効にすることも可能です。自動更新を設定したい環境の横にあるチェックボックスを選択し、右上の「操作」ドロップダウンを選択して、「自動更新の変更」をクリックします。

Kinsta自動アップデートを有効にしている場合は、これでアドオンが削除されます。アドオンご利用初月にアドオンを解約する場合、料金は発生しません。無料期間の終了後にアドオンを解約すると、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
リバースプロキシアドオン
リバースプロキシは、ホスティングされている場所を問わず、単一のドメインから複数のサイトやアプリケーションを提供します。リバースプロキシを利用することでサイトが隔離され、リソースが他のサイトと共有されることがなくなります。
メインサイトとサブサイト(プロキシされたサイト)を弊社でホスティングしている場合は、1サイトあたり月額50ドルでリバースプロキシアドオンを購入することができます。セットアップは弊社カスタマーサポートがお手伝いします。
リバースプロキシアドオンを購入するには、「アドオン」画面の「リバースプロキシ」セクションにある「変更する」を選択し、「リバースプロキシアドオンの管理」ウィンドウで「チャットを開く」をクリックしてください。サポートスタッフとのチャットが開始され、アドオン追加の手続きを行います。

リバースプロキシアドオンの削除
リバースプロキシアドオンを削除するには、「アドオン」画面の「リバースプロキシ」セクションにある「変更する」を選択し、「チャットを開く」をクリックしてアカウント管理部門とのチャットを開始します。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にリバースプロキシアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
Redisキャッシュアドオン
Redisキャッシュは、WordPress内蔵のオブジェクトキャッシュによって生成された値を永続的な方法で保存し、ページを読み込む間にキャッシュされたオブジェクトを再利用するものです。これによりサイトのデータベースへの負荷の軽減、応答時間の短縮、トラフィック増加への対応能力の向上を実現することができます。Redisキャッシュアドオンは、1サイトあたり月額100ドルでご利用いただけます。
Redisキャッシュアドオンを購入するには、「アドオン」画面の「Redisキャッシュ」セクションにある「利用する」を選択し、「Redisアドオンの有効化」ウィンドウで「Redisアドオンを有効にする」をクリックします。

Redisキャッシュアドオンの削除
このアドオンを削除するには、「アドオン」画面の「Redisキャッシュ」セクションにある「無効化する」を選択し、ウィンドウで「Redisアドオンを無効にする」をクリックして確定します。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内にRedisキャッシュアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
時間単位のバックアップアドオン
頻繁に更新されるサイトでより細かな復元ポイントが必要になる場合は、時間単位のバックアップアドオンをご利用いただけます。
- 6時間に1回のバックアップ(1サイトあたり月額20ドル)─6時間ごとにバックアップが自動生成され、24時間保存されます
- 1時間に1回のバックアップ(1サイトあたり月額100ドル)─1時間ごとにバックアップが自動生成され、24時間保存されます
時間単位のバックアップアドオンを追加するには、「アドオン」画面の「時間単位のバックアップアドオン」セクションにある「利用する」をクリックします。時間単位のバックアップを追加する手順はこちらをご覧ください。
時間単位のバックアップアドオンの変更または削除
時間単位のバックアップアドオンの変更または削除を行うには、「WordPressサイト」>(サイト名)>「バックアップ」画面に移動し、「毎時」タブを開きます。時間を変更するには「プランを変更」をクリックし、削除するには「無効化する」をクリックしてください。
なお、アドオンを無効にすると、保存されているバックアップも削除されます。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内に時間単位のバックアップアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
外部バックアップアドオン
外部バックアップアドオンを利用して、WordPressサイトをGoogle Cloud StorageまたはAmazon S3にバックアップすることも可能です。毎週または毎月の頻度で設定することができ、ファイル、WordPressデータベース、またはその両方を選択してバックアップを作成し、バックアップ1件につき月額2ドル、帯域幅は1GBにつき月額1ドルで購入することができます。たとえば、毎月1つのサイトをバックアップし、外部帯域幅を10GB使用する場合、お支払い額は月額12ドルとなります。
外部バックアップアドオンを追加するには、「アドオン」画面の「外部バックアップ」セクションにある「利用する」をクリックします。その後、Google Cloud Storageを使用した外部バックアップ方法、またはAmazon S3を使用した外部バックアップ方法の手順に従ってください。
外部バックアップアドオンの削除
外部バックアップアドオンを削除する(停止する)には、「WordPressサイト」>(サイト名)>「バックアップ」画面に移動して「外部」タブを開き、「無効化する」を選択します。ウィンドウで「バックアップを削除する」をクリックして確定してください。
なお、この操作によりMyKinstaからのバックアップへのアクセスは削除されますが、Google Cloud StorageまたはAmazon S3からはバックアップは削除されません。
WordPress専用サーバープランのご利用開始から、30日以内に外部バックアップアドオンを削除した場合、日割り計算で料金が算出され、翌月のお支払い額に加算されます。WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以上経過している場合は、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がアカウント残高にクレジットとして加算されます。このクレジットは、次回のお支払い料金と相殺されます。詳細については、WordPress専用サーバーの返金保証をご覧ください。
WordPressサイトアドオン
WordPressサイトアドオンを利用すると、プランをアップグレードすることなく、プランで管理可能なサイト数を増やすことができます。1サイトにつき月額30ドルで購入可能で、追加する各サイトにはステージング環境が付属します。
このアドオンは、画面右上のユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」>「WordPressサイト」セクションで利用可能です。プランをアップグレードまたは変更し、変更前のサイト数よりもデフォルトで管理可能なサイト数が多くなる場合でも、追加したWordPressサイトアドオンは保持されます。例えば、シングル35kプラン(サイト数1)に1つのWordPressサイトアドオンを追加し、合計2つのサイトを運営していて、WP 2プラン(サイト数2)にアップグレードされた場合、アドオン分がその上に加算されるため、合計3つのWordPressサイトを追加することができます。WordPressサイトアドオンが不要になった場合は無効化できます。
サイトの追加
サイトを追加するには、MyKinstaの右上にあるユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」に移動して、「WordPressサイト管理枠の拡張」セクションの「利用する」をクリックします。

追加するWordPressサイトの数を選択して、「続行」をクリックします。

料金の詳細を確認の上、「WordPressサイトアドオンを有効化」をクリックします。

WordPressサイトアドオンの料金は自動的に日割り計算され、次回のお支払い額に加算されます。
WordPressサイト数の変更
WordPressサイトアドオンで追加したサイト数を減らす場合は、「WordPressサイト」>(サイト名)>「情報」に移動し、「サイトの削除」をクリックして、まずサイトを削除する必要があります。サイトを削除すると、そのサイトのすべてのサイト、データベース、ステージング環境も削除されます。
WordPressサイトアドオンを変更するには、MyKinstaの右上にあるユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」に移動して、「WordPressサイト」セクションの「変更する」をクリックします。

サイトの数を変更して、「続行」をクリックします。

サイト数を変更すると、変更後の料金が表示されます。数量をゼロに変更すると、アドオンは自動的に無効になります。詳細を確認の上、「WordPressサイトアドオンを変更」をクリックします。

WordPressサイトアドオンの数量を減らすか、ゼロにした場合、WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以内であれば、料金は日割り計算で翌月のお支払い額に加算されます。30日以上ご利用であれば、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がクレジットとしてアカウント残高に計上されます。このクレジットは、翌月のお支払い額から自動的に相殺されます。WordPress専用サーバーの返金保証の詳細はこちらをご覧ください。
WordPressサイトアドオンの無効化
WordPressサイトアドオンを無効にするには、「WordPressサイト」>(サイト名)>「情報」に移動し、「サイトの削除」をクリックして、まずサイトを削除する必要があります。サイトを削除すると、そのサイトのすべてのサイト、データベース、ステージング環境も削除されます。
MyKinstaの右上にあるユーザー名をクリックし、「企業の設定」>「ご利用プラン」に移動して、「WordPressサイト」セクションの「無効化する」をクリックします。

表示されるウィンドウで、再度「無効化する」をクリックして確定します。

WordPressサイトアドオンの無効にした場合、WordPress専用サーバープランのご利用開始から30日以内であれば、料金は日割り計算で翌月のお支払い額に加算されます。30日以上ご利用であれば、現在の請求サイクルの残りの日数分の料金がクレジットとしてアカウント残高に計上されます。このクレジットは、翌月のお支払い額から自動的に相殺されます。WordPress専用サーバーの返金保証の詳細はこちらをご覧ください。